初めてのワインセラー

ワインセラーをお洒落にみせるテクニック6選

 ワインセラーをお洒落にみせるテクニック6選

せっかく手に入れたワインセラーも、「置くだけ」ではもったいない…。ワインセラーはインテリアの一部、ないしは主役として活用してこそ真のワイン愛好家だと筆者は思う。

ワインセラーはもはやワイン保存のための家電ではなく、空間を彩るアイコンのひとつだ。そんなワインセラーをもっとかっこよく、お洒落に魅せるための6つのテクニックを当コラムで紹介していく。

魅せるワインセラーとは

ワインセラーの本来の役割は、大切なワインを最適な環境で保存することである。しかし、最近のワインセラーは単なる「保存のための機器」にとどまらず、インテリアの一部として空間のアクセントとして活用できる魅力的な家電なのだ。

魅せるワインセラーのポイントは大きく2つ。「空間との相性」と「ワインセラー自体のデザイン性」だ。

これらを意識することで、ワインセラーは単なる保管庫から、空間を彩る主役級のインテリアへと変貌する。

空間を彩るワインセラーに。魅せるテクニックをご紹介

まずは空間との調和を重視した魅せ方のポイントを紹介しよう。

以下の3つのポイントを中心に考えておくと、自然と空間に溶け込む”魅せるワインセラー”が実現できるだろう。詳しくは以下のコラムでも紹介しているので、ぜひ参考にしていただきたい。

インテリアとしても魅力的なワインセラー

カラー

空間に自然に溶け込むワインセラーを選ぶには、「カラーの統一感」が鍵となる。例えば、壁がブラックやダークグレーといった重厚感のある色の場合は、ブラックやダークブラウンの木目調のセラーを選べば統一感が生まれる。

モノトーンでまとめられた洗練された空間には、シルバーやブラックのシンプルなワインセラーが美しく映えるだろう。

一方、明るい木目調の部屋には、ホワイトや木目調のセラーを選ぶことで、柔らかく温かみのある印象に仕上がるなど、ワインセラーのカラーは意外と目を引く要素だからこそ、家具や壁との“色のバランス”を意識して選ぶだけで空間の完成度がぐっと高まる。

デザイン

カラーと並んで重要なのが「デザイン」だ。部屋の雰囲気に合った形状や質感を選ぶことで、“魅せる家電”として存在感を放つ。

デザイン

北欧インテリアを基調とした部屋であれば、余計な装飾のないシンプル&ミニマルなデザインのワインセラーが空間にマッチする。一方で、クラシカルな重厚感ある空間には、フレームのしっかりした高級感あるデザインが空間に深みを与えてくれるだろう。

サイズ

部屋の広さや収納スペースに応じたセラー選びも欠かせない。どれだけデザインが美しくても、サイズ感が合わなければ空間の調和を乱してしまう。

ワンルームやコンパクトな空間では、奥行き40cm前後のスリムモデルがおすすめだ。壁面にスッキリと設置でき、圧迫感を与えないスマートな存在感を演出できる。

特に「前面放熱」タイプなら、背面の放熱スペースを最小限に抑えられるため、キッチンカウンター下や収納棚の一角など、既存の空間を活用したビルトイン設置も効果的だ。

一方、広いリビングであれば、フルサイズの収納力重視モデルも選択肢に入る。堂々とした存在感を持つワインセラーが、空間のアクセントとして機能するだろう。

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ワインセラー自体をもっとかっこよく!魅せるテクニック

ここからはワインセラー本体を主役級に引き立てる3つのテクニックを紹介していく。また、リビングに最適なオシャレなワインセラーについては、リビングに最適!オシャレワインセラーの選び方でも詳しく解説している。

ボトルの斜め置き

ワインボトルの置き方一つで、ワインセラーの印象は大きく変わる。特に「斜め置き」は、空間的な立体感とボトルラベルの視認性を高める効果があって人気も高い。

ボトルの斜め置き

平置きでは見えにくいラベルも、斜めに置くことで見栄えが高まり、来客時の話題になること間違いなし。また、次に紹介するワインセラー内の照明も合わせることで、この斜め置き機能がより一層引き立つ。

セラー内の照明

光の演出もワインセラーを魅せるための重要なポイントだ。

フォルスターのワインセラーでは、LED照明を活用した視認性と演出性を兼ね備えた設計がなされており、大人心をくすぐる“魅せる保管”を実現している。

セラー内の照明

また、その魅力が最も際立つのはやはり夜のシーン。

LEDのやわらかな間接照明が上品に照らすことで、ボトルがまるでショーケースに並ぶ宝石のように引き立つ、高級感溢れる演出が可能だ。

本体カラー

ワインセラー本体のカラーは、空間全体の印象を大きく左右する重要な要素となるが、フォルスターは豊富なカラー展開によって、空間に合わせた豊富な選択肢を提供してくれている。

例えば「エッセンシャル」シリーズでは、定番のブラックに加え、ホワイトやブルーといった、ワインセラーでは珍しい豊富なカラーバリエーションが展開されている。

筆者の私も実物を拝見したが、カタログで拝見するよりも実物の方が色味がやわらかく、高級感を損なわずに空間に溶け込むような絶妙な仕上がりとなっていた。

また「SG-196GD」 「SG-195GS」 「SG-122GD」 「SG-121GS」シリーズの木目調モデルは、ウッド調のインテリアとの相性が抜群だと一目で感じた。木目調の温かみを感じるデザインは、リビングに置けばまるでラグジュアリー家具と化し、部屋全体を大人のおしゃれ空間へと変貌させる。

フォルスターでおすすめのワインセラー

ここまでの「魅せるテクニック」を踏まえたうえで、特におすすめしたいのが、フォルスターの「SG-195GS(WB)」だ。

口酸っぱく言うが、このモデルはなんと言っても木目調の美しい外観と機能性が高いレベルで両立しているのが最大の特徴だ。温かみのある木目調デザインは、モダンなリビングにも、クラシカルな空間にも調和する汎用性の高さが魅力。

タッチ式の操作パネルは扉上部に配置されることで、正面からは数字やボタン類が一切見えないすっきりとした外観を生み出している。

さらに、セラー内部のスライド式の木製ラックにも細やかな装飾が施されており、ボトルを出し入れするたびに“魅せる”所作を披露する。

ワインセラーで、さらにかっこよく

ワインセラーは「置く」から「魅せる」へ。これからのワインセラーは、単なる保管庫ではなく、空間を彩るインテリアとしての役割も担っていくだろう。

カラーやデザイン、サイズの選択から、ボトルの置き方、照明の工夫まで。ちょっとした気遣いや工夫で、ワインセラーはさらに魅力的な存在になる。

ぜひ当コラムを参考に、自分らしい空間づくりに、ワインセラーを”主役のひとつ”として加えてみてはいかがだろうか。

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ライター紹介

田中純平さん

田中 純平 (Junpei Tanaka)

J.S.A認定ソムリエ、ワインエキスパート
J.S.A認定SAKE DIPLOMA
WSET Level3

大学時代のスペイン留学中にワインの魅力に囚われ、帰国後はスペイン語とワインの二足の草鞋を決意。在学中にヴィノスやまざきでインターンを経験し、同年にワイン関連の資格を諸々取得する。卒業後はフリーランスとして独立し、スペイン語レッスンや(株)楽天グループの翻訳担当を経て人気ソムリエが監修を務めるお酒のウェブメディアや西日本新聞社運営の焼酎メディアにて監修ライターを務める。現在は副業にて、ワインD2C会社であるHomewineに携わり、ワインに関する相談にお答えするソムリエコンシェルジュサービスを担当中。