状況 お調べいただくところ
全く冷えない
- 排熱通気のための放熱スペースが左右側面、背面、上面、全て確保されているかお確かめください。
具体的には左右20mm 背面50mm 上部100mm以上を確保して下さい。(※放熱スペースは型式によって異なります) - 電源プラグがコンセントから抜けていないかお確かめください
- コンセントをタコ足配線で使用していないかお確かめください
- ご家庭用の電源ヒューズやブレーカーが切れていないかお確かめください
- 停電により電源が落ちていないお確かめください
- 漏電遮断スイッチがON になっているかお確かめください
よく冷えない
- 庫内に温かいものが入っていたら取り出してください
- 最大収納本数以上にワインが入っていないかお確かめください
- 扉がしっかりとしまっているかご確認ください
- 直射日光が当たらないようにしてください
- コンロやストーブなどをセラーから遠ざけてください
- クローゼットやパントリー内など、風通しの悪い場所への設置はお控え下さい
- 当社製品はすべて家庭用のワインセラーのため、周辺温度が高温ならないようご使用上ご留意下さい
音がうるさい
- 床や据え付けの状況をお確かめください
- セラーが壁などの物に触れていないかお確かめください
- セラーの上に物が置かれてる場合は取り除いてください
- ワインセラーを重ねてのご使用はできません
以下の症状は製品不良ではありません
チョロチョロやボコポコという音がする
製品を冷やすための液が機械部分を流れる音です。
製品の前面や側面が熱くなるホットラインについて
これは、点線の部分にパイプを内蔵して、露付きの防止と放熱を行っているためです。庫内のワインには影響ありません。
※据え付け時や夏場は、特に熱く感じることがあります。
庫内温度と設定温度の差について
- 庫内に入れる内容物の数量や収納位置によって庫内温度と設定温度に温度差が発生することがあります。
- 庫内温度はコンプレッサの運転と停止により一定温度範囲内を上下しています。設定温度は一定期間の平均温度を表示するようになっております。
従いまして温度表示と設定温度に差が発生することがあります。 - ワインセラーの温度は3つの場所で計測しています。規格では、ワインセラーの中央部分が12℃以下になることが求められます。一般的に、上の方が温度が高くなりがちです。規格ではセラー内の空気温度を測りますが、実際にはワインの液体温度を考慮しています。そのため、液体に近い特性を持つ温度計を使用して検証します。この方法で、温度センサーの設定や、ファンやコンプレッサーの運転・停止の制御を最適化しています。そのため、規格を満たさない温度計で計測した温度と温度表示が異なる場合があります。
- 夏季等の周囲温度が30℃以上の環境や扉を頻繁(1日5回以上)に開閉する場合は庫内温度が設定温度より高くなることがあります。
- 内容物が冷気の吹き出し口をふさいでいるときや詰め込みすぎている場合は設定温度より庫内温度が高くなることがあります。庫内に常温以上のワインを入れる際は、庫内を空の状態にして4時間以上運転を行い、庫内の設定温度が安定したらワインを収納してください。夏季など、周囲温度が高い場合は、庫内温度が安定するまでに更に時間がかかる場合があります。
高温での冷却運転の停止について
- ワインセラーは、冷却するために本体の下部にあるコンプレッサーから冷媒ガスを庫内に送ります。このコンプレッサーにはモーターが内蔵されており、動作中に発熱し、温度が上昇します。特に夏季のように周囲温度が高い状況で、ワインセラーが長時間連続運転されると、モーターが焼損する可能性があります。また、主基板は高温の環境では基板自体も発熱し、故障の危険があります。
この為コンプレッサー内部や主基板周囲の温度が規定を超えると、安全装置(過負荷保護装置)が作動してコンプレッサーの運転を停止させます。その結果、ワインセラーの冷却も停止し、庫内温度が上昇します。しかし、コンプレッサー内部や主基板周囲の温度が安定して低下し、安全な状態になると、ワインセラーの運転が再開されます。ただし、特に夏季や長時間運転の直後では再開に時間がかかることがあります。夏季など周囲温度が高い状況でのワインセラーの使用に際しては、以下の点に留意してください
庫内の設定温度を12℃以上に上げて、コンプレッサーに負荷をかけないようにします。 扉をできるだけ少なく開け閉めし、外気が流入しないようにします。 ワインセラーの周囲温度を低く保つために、空調やサーキュレーターなどで気流を循環させます。 ワインセラーの背面下部からの熱排出に支障がないように、規定の隙間を確保するようお願い致します。
ドア表面(特にガラス面)や本体への結露発生について
- 夏季など外気が高温多湿の場合や、セラー周辺の通気性が悪い場合に結露が発生することがあります。結露が発生する場合は設定温度を上げる、扉の開閉を極力避ける、製品周辺の 温度を下げるなどを行っていただくと緩和される場合があります。
カビの発生について
- ワインセラーの内部はつねに高湿度状態を保持しているためカビなどが繁殖しやすい環境となっています。カビが気になる場合は定期的な庫内清掃の実施やラッ プなどをボトルに巻いておくことをお勧めいたします。あらかじめボトルを乾拭きし、ラベル部分にラップ類を巻くことで、ある程度、カビの繁殖を抑えることができます。
以上のことをお調べになり、それでも具合が悪いときは、ただちに使用を中止して、お買い上げの販売店またはフォルスタージャパン修理受付センターに連絡してください。
【警告】 分解したり修理・改造は、絶対にしないでください。発火したり、異常動作して、けがをすることがあります。
TEL: 047-420-1018 受付時間: 10:30~17:30 ※土日祝日を除く修理に関するお問い合わせ対応を主業務としており、販売に関わる問題のご相談は対応の対象としていません。
お電話の前に
フォルスタージャパンのワインセラーですか?
- 他社製・他ブランドのワインセラーの修理対応はできません。
保証書をご準備ください。
- 保証書に記載のID番号と型式・製造番号をお確かめください。
- 保証期間内の無償修理を受ける場合には、保証書は必須となります。
- 保証ユーザー登録しておらず保証書をお持ちでない方は、ご使用者名、ご住所、お電話番号、ご使用製品の型式・製造番号、ご購入日が登録されておりませんので、保守サービスが速やかに受けられない場合があります。お電話にて、ご使用者名、ご住所、お電話番号、ご使用製品の型式・製造番号、ご購入日を伺いますので、事前にご準備ください。※型式・製造番号は庫内壁面に貼られている銘鈑に記載されています。
- 仮に情報が不明な場合は、調べるのにお時間を頂くことになりますので予めご了承いただきたくお願い申し上げます。
製造から10年以上経過したご使用品は、買い替えをお勧めします。
- 環境省:経済産業省の助言により、COOL CHOICE(賢い選択)や製品安全確保の点から、新しいワインセラーへの買い替えをお勧めします。
- 10年以上経過したご使用品は、修理用の補修部品が準備できないことがあります。