フラテリパラディソ
2001年にオーストラリア、シドニーでオープンした人気ダイニングのフラテリパラディソ。その表参道ヒルズ店は、黒を基調にしたモダンでシックな内装で、優雅な時間を過ごす大人のためのイタリアン&自然派ワインバーです。店内には7台のロングフレッシュが並び、こだわりの自然派ワインがセンスよく納められています。今回は、フラテリパラディソの自然派ワインへのこだわりとロングフレッシュについて、ヘッドソムリエの宋氏にお話をおうかがいしました。
<PR フォルスタージャパン>
お話しを伺ったヘッドソムリエの宋氏( 2018年5月14日)
“フラテリパラディソ”のコンセプトは素材を重視したイタリア料理と数多くのナチュラルワイン。シドニーでナチュラルワインを広めた店として知られており、東京店も勿論、品揃えにとことんこだわっています。
ここではオーストラリアらしいカジュアルフレンドリーなサービスを心がけています。初対面のお客様とでも、場合によっては一緒に座ってワインを飲むこともあります。他ではなかなかできないことかもしれませんね。
お客様は30代後半から40代が多いですが、10代の方でも食事に来てくださいます。
もともと、ここにナチュラルワインが置いてあることを知って来られる方もいますし、表参道ヒルズで買い物して、フラッとお店に入って、初めてナチュラルワインを口にする方もいます。もちろん、お客様の中には、ワインが濁っている時点でダメな方もいらっしゃいますが、「何これ?美味しい!」と、新しい発見に喜んでくださる方もいます。
そういったときは、嬉しいですね。
ナチュラルワインの良さはたくさんあると思っています。
ナチュラルワインは、温度や保存の状況にとても神経を使います。ワイン1本1本、性格が違いますし、日によって変化も大きいので簡単ではありません。
あけたての瞬間と、何時間後、何日後とどんどん違ってきます。
そのため、お客さんに提供するときのタイミングは、経験値からある程度私たちがコントロールしないといけない難しさがあります。でも、それが楽しさでもあるんです。
この店には、7台のロングフレッシュが入っていますが、これはデザイン的な見栄えの要素も大きいですね。
また、当店はワインの種類がとても多く、1本単位のものまで入れると300種類ほどあります。ナチュラルワインは手に入らないものが多く、割り当てになってしまうので、種類が多くなるのです。もしワインセラーがなかったら大変です。
実は、ロングフレッシュの裏側にも空調をかけてワインが保管してあるんです。
当店のワインは回転が速いので、コルクの湿り具合はわかりませんが、ロングフレッシュからワインを取り出してコルクをあけたときに、ストレスを感じたことは全くありません。変な音がしたり割れたりはもちろん、ワインの状態が悪かったことは1本もないですね。
ST-407FGⅡ