スタジアムシティホテル長崎
LES CINQ SENS
佐々木 善一様
フォルスターは機能性・安全性・デザイン性
すべてを満たすワインセラー
取材日2024年12月16日

通信販売大手の“ジャパネットたかた”等を傘下に置く、ジャパネットグループが、2024年10月14日に長崎市で開業した大型複合施設「長崎スタジアムシティ」。約7.5ヘクタールの敷地には、サッカースタジアムを中心にアリーナやホテル、商業施設、オフィス棟が配置され、長崎から新たな文化を発信しています。長崎スタジアムシティプロジェクトにおけるワインの役割やフォルスタージャパンのワインセラー導入の背景について、株式会社リージョナルフーズ長崎のホテルレストラン運営部佐々木善一様にお話を伺いました。

スタジアムシティホテル長崎
LES CINQ SENS
長崎県長崎市幸町7番1号
スタジアムシティホテル長崎7階
https://www.nagasakistadiumcity.com/tenant_search/lescinqsens/
地域創生への想い
ジャパネットグループの挑戦

ジャパネットグループで通信販売を手掛けるジャパネットたかたは、長崎県佐世保市を発祥の地とし、創業者である髙田明が育て上げた企業です。現在は高田旭人が事業を受け継いでいます。長崎スタジアムシティプロジェクトは、プロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」がジャパネットグループの一員に加わった2017年から始まっています。このプロジェクトはサッカースタジアム建設の構想から発展し、地域社会の発展、長崎県の雇用創出、さらに地域創生を目指す中で、ジャパネットが実現したいビジョンが次々と広がっていっていきました。

約7.5ヘクタール、東京ドーム約1.5個分の広さを誇る敷地の中心には、V・ファーレン長崎のホームスタジアムとなるサッカー専用スタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」(約20,000万席)が位置します。その周囲には、プロバスケットボールチーム・長崎ヴェルカの本拠地「ハピネスアリーナ」(約6,000席)、客室やレストランからスタジアムを望む14階建ての「スタジアムシティホテル長崎」(全243室)、飲食店や温浴施設、ドラッグストアなどが並ぶ商業棟やオフィス棟が配置されています。この施設群により、スポーツ観戦だけにとどまらず、さまざまな楽しみ方ができる複合施設となっています。
また、試合がない日にはスタンドを開放されており、誰でも気軽に立ち寄ることができ、コンコースには多彩な飲食店が並んでいます。
特にスタジアムと言えばビールが欠かせませんよね。施設内にはビール醸造所を併設するブルワリーレストラン「THE STADIUM BREWS NAGASAKI(ザ・スタジアムブリュー長崎)」が併設されており、美味しいオリジナルクラフトビールをお楽しみいただけます。
ちなみに私自身も出勤前にピッチを見ながらコーヒーを飲むことがありますが、とても心が晴れやかになります。私が働くホテル7階にあるLES CINQ SENSからは、窓越しにピッチが見え、緑を眺めるだけで清々しい気持ちになるんですよ。
長崎スタジアムシティにはワインが欠かせません
長崎スタジアムシティでは、地元の食材をふんだんに使った料理を提供するため、優秀なシェフを迎え、万全の体制でレストラン運営を行っています。ホテルには、フレンチ、イタリアン、和食、そしてオールデイダイニングやバー、生演奏を楽しめるライブレストランなどがあります。また、地元の方々に気軽に立ち寄っていただけるように、ちゃんぽんや博多ラーメンを提供するフードコート、バスケットボールの練習風景を眺められるコーヒーショップなど、何度訪れても新たな楽しみが見つかる場所となっています。
さらに、食とお酒は切り離せません。特にインバウンドの増加に伴い、最近ではワイン通の方も多く訪れるようになりました。長崎スタジアムシティには洋食の店舗が多く、ワインは欠かせない存在です。たとえば、ホテル内のメインダイニングレストラン「LES CINQ SENS (レサンクサンス)」では、フランス、イタリア、スペイン産、カリフォルニアなど、世界中から厳選された3,000本を超えるワインを取り揃えています。加えて、長崎産のクラフトジンや焼酎なども豊富にラインナップしており、お酒をゆっくりとお楽しみいただけます。

フォルスターには信頼と実績がもたらす安心感がある
ワインは非常にデリケートで、わずかな環境の変化でも品質が損なわれてしまいます。そのため、ワインセラーはお客様へ安心して提供するための必須アイテムです。機能性や安全性、実績、そしてアフターフォロー体制など、ワインセラーに求める条件を検討した結果、選んだのがフォルスターでした。
私自身、飲食業界やソムリエとして30年以上の経験があり、ワインセラーの重要性を十分理解しているつもりです。その中でも、フォルスターは以前の職場でも使用してきて愛着がありますし、長年の信頼と実績があります。また、スタイリッシュなデザインはインテリアに合わせやすく、ディスプレイとしても豪華な雰囲気を演出できます。最終的には、東京の三ツ星レストラン出身のシェフと意見を出し合い、インテリアとのバランスも考慮したうえで、「ロングフレッシュ」を16台、「グランセラー」を2台、「CASUAL+」を2台導入することに決定しました。

長期熟成にも対応できる、
安定した温度管理

フォルスターのワインセラーの最も魅力的な点は、適切な温度管理機能です。これにより、通常お客様に提供するワインだけでなく、長期熟成用のワインも、安定した環境の中で理想的な状態を保てます。実際に導入してみたところ、期待以上のパフォーマンスを発揮してくれて、大変満足しています。
ガラス扉から見えるセラー内のワインは光の中で美しく浮かび上がり、インテリアとしても映えますね。このスタイリッシュさも、お客様にとって目で楽しめる要素のひとつです。
さらに、フォルスターのもう一つの優れた点は故障の少なさです。たとえば、夏季のような高温環境で長時間稼働した際、故障するリスクが懸念されるところですが、フォルスターであれば安心感があります。万が一の場合でも、充実したアフターサービスが備わっており、非常に心強いですね。
フォルスターがもたらす高品質なワイン体験
スタジアムシティホテル長崎の各レストランやバーでは、世界各地から選び抜かれたワインが、フォルスターのワインセラーによって最適な環境で保管されています。ワインの品質を保つだけでなく、そのポテンシャルを最大限に引き出してくれるんです。
長崎スタジアムシティはまだ始まったばかりですが、今後、地元企業や地域の方々とともにさらなる成長を目指していきます。その中でフォルスターのワインセラーが、お客様にどのような新しいワイン体験を提供していくのか、とても楽しみにしています。これからもフォルスターのサポートを受けながら、大切に使わせていただきたいと思っています。
